コロナ前、岡山県で開催したセミナーに
岡山県病院協会の役員の方が参加されていて
あなたのその言葉はこの業界を絶対に変えれるから
講演をしてほしいと言われ、やると決心した矢先、
コロナで全ての動きが止まりました。
ただ、コロナ禍の中でもオンラインでやって欲しいと何度もご連絡をもらいましたが、
こんなただの雇われ調理師がオンラインで伝えれる
知識は何もありません。
それなら知識をしっかりと伝えてもらえる講師の方にお願いしてくださいと4年間断り続けました。
そしてコロナが5類になった途端事務局の方から
メールが届き、僕が活動再開したと聞きました。
早速ですが第一回の研修会で講演をして欲しい。
対面&オンラインのハイブリッドになりますが
以前から言っていた人を前にして発信できるとあって快く引き受けさせてもらいました。
ただその詳細は壮絶なもので、午前中2時間
トークのみの講演。
さらには午後からのグループワークの際、
各グループ10分づつ時間を設けて回ってアドバイスをして欲しい。
とゆうなんともおこがましいものでした。
当日、接続などの準備をするもののzoomと会場の音声の切り替えが上手くいかず皆さんタジタジ。
もう音声なくてもいいですよ?
僕が口で説明しながらするので。笑
ただ、一年目の女の子が嚥下食を作ってる時に横で話しかける僕の神のお告げのようなお言葉は聞こえないんですね。ワハハハハハハと冗談で笑うも皆さん真剣に受け止め頷くだけ。
ダダ滑り。笑
そして本当に2時間話のみ。
喉ガラガラ…自分的にきっちり時間配分も出来、完璧。
なのに、質問されまくって結果オーバー!
さらにはここまでご立派に小河原さんを育てたご両親の子育て方法を教えていただきたいって。
絶対関係ないよね?笑
ひとまず午前の部終了。
午後、オンラインのグループではマイクをつけ、はい先生入られましたーとゆうズブズブの忖度をいただきお話をする。
こうゆう時知識的な話をしたところで所詮そんな変わったもんでもなく、献立はどんなのですか?
なんてそれこそそこまで変わったもんでもない。
だからみんなそれぞれですよねーなんて軽く流す。
ただ少し印象に残ったのが、午前中小河原さんが話したホテルから落ちてこの業界に来たお話。
全く同じで今仕事はしてるが特にやりがいもない。ただ仕事をしているだけ。
この仕事楽しいですか?と言われました。
即答で『はい。』
ホテルや飲食店では自分が食べたい好きな食べ物を
注文し、食べる。
そりゃ美味しくて当たり前。結果+-0。
でも僕らの仕事は今日は揚げ物が食べたいのに
焼き魚。
煮物が食べたいのに揚げ物など。etc…
いわゆる食べたいものが食べれない−からのスタート。
それを美味しかったよーと言って食べてくれる
−から+に変わる瞬間。
これはこの仕事でしか味わえない高揚感。
最高じゃないですか?
…最高ですね。
そうゆうことです。
とすぐ受け入れていただきました。
いーねー人と話して自分も色んな気づきをもらえることは。
この一日でもっともっと色んな経験させてもらって色んなこと感じたけどそれはこれからももっと違う場所で伝えていけたらなと思います。